親戚として許容できる相手かという問題
現代の結婚調査は、結婚相手本人の素行調査に重点が置かれるようになっています。
昔は家柄や家族の調査に重点が置かれていたのですが、最近はあまり問わないようになりました。
とはいえ、子供が結婚して親戚同士になるにはあまりに大きな問題が、相手の家族から見つかることもあります。
そういうことについてまとめました。
相手家族の大きな問題の例
- 非常識なクレーマー
- 近所トラブルが多い
- 身内に犯罪者・ヤクザがいる
- 信仰宗教の熱心な信者
- 商売が傾いている
1.非常識なクレーマー
例えば相手の親があちこちで非常識なクレームを申し立て、過大な要求をしているような人の場合。
結婚すれば子供も苦しめられる可能性が高いし、非常識な要求はこちらの家族に及ぶことも考えられます。
聞き込みで「子供が小さい頃はモンスターペアレントとして有名だった」というような話が出てくる親は相当警戒が必要です。
2.近所トラブルが多い
近所トラブルはどちらに非があるかわかりませんが、複数の相手とトラブルを起こしている場合、その人が悪い可能性が高いです。
一番目の例に近い、非常識な人だということです。
親戚になると問題の多発が懸念されます。
3.身内に犯罪者・ヤクザがいる
相手の親類くらいならまだしも、例えば兄弟が前科者・服役中・暴力団構成員といった場合は、問題が非常に大きいです。
直接迷惑をかけられるかもしれませんし、何か事件を起こして汚名がこちらの親族にも及ぶ危険があります。
そういう暴力的な人物以外に、補導歴・逮捕歴のある変質者なども大問題でしょう。
4.信仰宗教の熱心な信者
新興宗教の中には、熱心な入信勧誘・高額なお布施・偏りの強い教義などで悪評の高いものもあります。
相手の親がそういう宗教の熱心な信者だった場合、親戚になれば長く苦しめられる可能性があります。
教団幹部や教祖本人という場合はなおさらです。
5.商売が傾いている
相手の親が商売をなさっていて、倒産のリスクがある場合も問題です。
相手の人間性の問題ではないですが、親戚になるには少なくとも覚悟が必要です。
融資を申し込まれる可能性もありますし、そんなことはしない相手だったとしても、問題はあります。
倒産→自己破産→生活保護というような事態になった場合、何の援助もしないということは難しいでしょう。
以上のような問題がある場合、聞き込みで引っかかってくる可能性が大です。
特に問題のなさそうな家まであら捜しすることはないかもしれません。
しかし、気になることが耳に入ってきている場合などは調査したほうがいいと思います。