【極端な思想の持主|重大な問題を持つ結婚相手の例】

親族一同が不幸に巻き込まれる可能性

極左・極右をはじめ、極端な思想を持った人も結婚相手としては大問題です。

 

当人も大変なことに巻き込まれかねないし、親戚付き合いのできる相手ではないでしょう。

 

どんなものがあるのかまとめてみました。

 

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極左思想

マルクスの思想を(しばしば独自の解釈で)信奉する共産主義者で、その中でも現状の社会を革命という暴力的手段で破壊することを肯定する人たちです。

 

中核派、革マル派など複数の派閥に分かれて互いに敵対関係にありますが、次のような思想は共通しています。

 

  • 人間社会は資本家と労働者階級に分かれており、労働者階級は資本家に搾取、つまり食い物にされている。
  • 暴力で現状の社会を破壊する革命を起こし、労働者が支配する搾取のない誰もが幸福な社会を作ることができる。

 

1960年代、学生運動の盛んだったころ、有名な「あさま山荘事件」をはじめ、日本全国で破壊活動を行っていました。

 

ソ連が崩壊し、ベルリンの壁も壊され、北朝鮮は「地上の楽園」などではなく、恐ろしい独裁国家だと判明している現在、こんな思想は幻想だと気づきそうなものです。

 

しかし、極左グループは今も活動しており、新たに参加する大学生もいまだに少数ながらいます。

 

公安警察は極左グループを警戒して監視を続けています。

 

親族にこういう人がいるといろんな面倒に巻き込まれる可能性があります。

 

極右思想

街頭宣伝車で軍歌を爆音で流しながら、割れるような声でアジテーションをしている人たちです。

 

朝日新聞社を襲撃したり、数々の暴力事件を起こしてきました。

 

右翼にも派閥がありますが、次のような考え方は共通しています。

 

  • 天皇は象徴ではなく、元首であるのが日本という国の本来の姿である
  • 日本人は世界で一番優れた民族である

 

日本という国のあり方を問う事より、主に中国人・朝鮮人の排斥に注力している人たちもいます。

 

街頭や朝鮮学校の前でヘイトスピーチを行ったりしています。

 

以上は実社会で右翼的活動をしている人たちですが、主にネット上で攻撃的な書き込みをしている人もいます。

 

こういう人はネット右翼、ネトウヨなどと呼ばれます。

 

会社では温厚な人物と思われているのに、深夜にパソコンに向かうと豹変するネトウヨもいます。

 

優性思想

弱い人間、劣った人間は生きる価値がないという思想です。

 

第二次世界大戦中のドイツの独裁者ヒトラーのナチズムはこの思想を実践し、敵視するユダヤ人や政治犯とともに、多くの障害者を虐殺しました。

 

そういうわけで優性思想の信奉者は往々にしてヒトラーの崇拝者です。

 

2016年に障害者施設「津久井やまゆり園」の職員が入所者19人を刺殺し、入所者・職員計26人に重軽傷を負わせる大量殺人事件を起こしました。

 

相模原障害者施設殺傷事件です。

 

犯人は「障害者は不幸しか生まないので、国家に代わって殺害した」と主張していました。

 

これは優性思想の極端な実践例であるといえます。

 

「極端な思想」は調査でつかめるか?

街頭スピーチをしたり、集会に参加したり、といった行動が行動調査の期間中にあればつかめます。

 

また思想を表現する発言を頻繁にしていれば、周囲の人への聞き込みからつかめる可能性があります。

 

しかし、ネットで匿名で発言しているような人はなかなかわからないでしょう。

 

一般的に言って、探偵の調査で対象者の思想まで調べるのは難しいと思います。

 

しかし、普段の発言や聞き込み調査でその種の兆候が見られたら、そこに的を絞ってよく考え方を聞いてみるべきだと思います。

 

こういう人と結婚するのは、同じ思想を共有する人でないと無理でしょう。

 

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